goodlike-story

♪ いつでもどんな時でも《前に進む道しかない》

インド旅行中で・・(57)

小高い丘の上に建造されたアンベール城へは150mほどの石坂がある、人を担いだ象はズシンズシンと力強く坂を登りきり城の入口にたどり着いた、そこには「世界一美しい門」と云われる門がある・正面全体を精巧な透かし窓やフレスコ画(ミケランジェロとかの壁画や天井画)で描かれた装飾は芸術性に溢れている。

一歩中に足を踏み入れて中庭・寺院・庭園・テラスと案内された・・壁画や天井までが綺麗な装飾で飾られたこの城は、当時なら目もくらむほどの豪華絢爛だったに違いない(現在は修復されている)

しかしおいらが行った時は修復前だった、入口から中まで傷だらけで壁画や天井も薄汚れて画像が読み取れないほどだった・・それもそのはずで1857年~イギリスがインドを武力制圧した当時に銃で発砲した弾痕の傷跡があっちこっちに残っていたのだ・・

それだけではなかった、入口から玄関の上や壁のいたるところに掘られた穴が空いている・そこには宝石が埋められていたのだ・それをイギリス軍は戦利品として堀り盗って持ち帰ったようだ・・

インドは最初のダイヤモンド産出国であり宝石大国だった《マハラジャの栄華は消滅された》・・綺麗に修復された今のアンベール城から過去の歴史は見えない・

日本の城とアンベール城との違いを感じた、ここは闘いとは無縁で優雅さを重んじている、毎月の特定日にはインド中の行商人が食品やモノを持ち寄り賑わったり、中庭に庶民を招き入れてお祭りをやっていたという、良き時代だったのだろう・

この時代にイギリスが植民地にした国は中南米・カリブ海域・アジア・アフリカ・オセアニアと数えきれない、軍艦を持ち先端の武器を持てば支配できた・・今もそうかも知れない・・

西暦以前から長い歴史があっても・戦い続ける人類・進化がないのはなぜ?

人類発祥の説に・・銀河系のアンタチャブル(犯罪者・不可触民等)の記憶を消し、生物的なBODYを持たせて地球各地へ転生させたと言う・日本にも14万年5000年前に2500人が送られ原住民となる(一例)・この説には一理あるかも知れない・

映画の宇宙戦争では宇宙人が地球人を襲い戦争になる・これはあり得ないのだ・なぜなら宇宙人からしてみれば・約束を守れない人間は相手にできない・平和協定を結んだとしても次世代になれば簡単に約束を破る、宇宙時間にすればほんの数日間でしかない。

地球人は残酷非道なのだ・全ての生物を消滅させ人間同士までが殺し合いを続けている、綺麗ごとを言っても民衆は見て観ふりをしている・これは恐怖でしかない・

どの国にも偉いと云わる政治家や学者さんはいるが、人類を豊かにする案を持たない平和フォーラムでは《核も戦争もない世界》と言ってるが、それは二次的なコトであり根本的要因ではないのだ。

       ・答えを捻出すれば自国を守るよりも簡単なはずなのに・

今日はフリータイムだというのでホテルからタクシーで街に出てみた、なにしろ暑いと思ってると道路に43度を示した温度計が見えた・暑いはずだ・名物の自転車こぎ三輪車タクシーに乗って街中を走ってみよう。

走行中に外に手を出してみると風はドライヤー温風のようだった、そんな中でも人や車が溢れて店も賑わっている・やはり人口が多い・店舗を見渡せばどの店にもクーラーは設置していない、クーラーを置けばお客さんが来るだろうな~とは思ったが、

まだこの時代にはクーラーは高価で電気代もままならぬようだ・・

ホテルに戻るとロビーに30代後半の男性が占いをやっていた、そう云えばインドは占いの元祖の様な国だったな~~

南インド・タミル地方の寺院にはアガスティアの葉が保管されていて、訪れて来る全ての人の過去・現在・未来の運命が書かれているという(本当かな~)これを求めて世界中から占いにやってくるとか・・

何となく興味が湧き二人して診てもらった、彼女には・・あなたはご主人を信じてついて行けば何もかもが良くなりますと言われていたようだ・・

占いの後に外の景色でも見ようと一人で出てみると、郊外のホテルなので土色の道路と荒涼とした景色でしかなく何もなかった・・

近くに広く草木が茂ったところがあったので中に入ってみると50cm~1..2メートルほどの雑草畑の中で男の子と女の子6人がキャーキャーと鬼ごっこを楽しんでいる、12才位の一番年上に見えた男の子が傍に来た時に声をかけた。

ポケットに20ドルとコインがあったのでみんなに分けて上げてと渡した。

ところが数分もしないうちに戻って来た・あれ~なんでだろうと・彼が言うには平等に分けられない数字になるのでどうすればという、なるほどインド式計算は早く・数字に強いようだ(日本は9X9までだがインドは19X19まで計算できる)

じゃ~お母さんに相談してと言うと、あなたの名前はと聞かれた・なんて真面目なんだろう・この国の子はちゃんと礼儀を知っているんだ~と感心した・・

雑草広場から帰ろうとすると声が聞こえてきたので、見ると土を掘って木材で重ねたような小屋から叔母さんが手招きで中に入りませんかと言ってる、

どうしょうと思った時に・ア~ア~ここは外国だ、もしこの場で行方不明になったら発見されるのは難しいかも・・との思いがしたので・・時間がないのでとお断りしてホテルに戻った。

翌日はガンジス川の見学だった、そこには多くの人達が集結していて川に入り沐浴をする人もいる・・正直に言えば汚れている川でしかない、数100年以前ならば違っていたかも知れないが、今では上水道・下水道が未整備の地域も多く工場排水も含まれて水質汚染の解決策もなく苦慮しているとか・・とても沐浴なんてありえない・・

と言う訳でインド旅行は終わった、ツアーガイドにはお金にならなかっただろう、

ガイドさんは必ず土産店に立ち寄るのだが、店側はガイドさんにバックマージンを支払うので・・案内された店は通常よりも割高な設定になる。

元々みやげは余り買わない方で想い出として安い何かを一つ見つけて買うだけなのだ・帰り際に残ったインドの小銭はガイドに渡さず、一言も会話のなかった年長者で苦労顔のドライバーの手に渡し帰路に就いた・・

./*日付を消す*/.date { display: none; }