goodlike-story

♪ いつでもどんな時でも《前に進む道しかない》

ベロ酔いの泥酔状態になる(49)

(3)から続く・・果てさて又一からの出直しだな~いつもながらの行き当たりばったりだけど、これはどうやら20代前半に順調だった職場を二度に渡り実家の呼び戻しで退職せざるを得なくなった、、これが要因になったのではと感じる・・

この時にネジが外れて目標を失ったようだ、まあ~今更しょうがない・・その場その場を乗り切るしかない、さあ~てと何をしょうか・・手持ち資金は40万円・・というのは大阪を出る時に持って出たのは30万円、貯金や車を売ったお金は一緒に住んでいた彼女に残して置いた・・彼女は小さなラウンジを始めて利益も120万円ほどあるので生活には困らないだろうし・・この資金で何ができるだろうか・・

土方の寮には普段は読まない大人向けの雑誌がいくつかあった、雑誌広告の中にアダルトグッズ卸します(雑誌・ロマンポルノビデオ・大人のグッズ等)とかというのがあったがこれなら小資金でいけそうだ、要はどうるかの問題になる・・

男子寮の有るところへカタログを郵送すれば複数の人に見てもらえるかも知れない、販売店舗も無いのでマンションの自室を整理してやるしかない・・

いくつかの商品を揃えて売れれば買い足してゆけよいだろうと、通販用のカタログと配布用のチラシを作成する、カタログは九州全域のパチンコ店や会社の社員寮に送ることにした<ローカルな土地では娯楽も少なく退屈かもしれない>

チラシは市内を配布して廻ろう・・まあ~何とかなるだろうと思いつつ・・カタログを郵送するとすぐに注文が入った・即日発送だ~

チラシを配布すればポツリポツリと電話も入り・場所を教えるとお客さんがマンションへ買いに来てくれた・・そうなのか~こんな商品は表通りの店舗でなくてもいいんだ~こんなところの方が雑談もできて常連になったくれるようだ~なるほどね~・・

ひと月も過ぎると中州へ飲み歩くようになっていた・・中洲大通りにある案内看板のキャバレーとクラブを除いては全部入ってみようと・・いつもの悪い癖が出て二月で飲んで廻った、どうもこれは病気のようだ・・

ひと通り飲み歩いたので気に入った店でも行こうと小さなスナックに通った、ここはママと二人の女性がいた、19才の女の子はいつもニコニコ無邪気でその表情には癒される、カウンターで飲んでると女の子二人の会話が聞こえてきた、どうやら彼女の誕生日は4日後らしい・・

そうなのか、じゃ花でも送ってあげようかと誕生日の昼間に花屋さんに寄ると真っ赤なバラの蕾の花束が目についたのでこれにしよう・・送り主の名は入れず〈誕生日おめでとう・いつも笑顔をありがとう>で届けるように注文(一万円)をした・・

それから4日後に飲みに行くと・・又二人の会話が聞こえてきた、あのバラの花は誰が贈ってくれたんだろうね~それも蕾の花よ~・・きっとOOさんかもそれともOOさんかしらと・・どうやら喜んでくれたようだ・良かった・・誰かと間違ってその人と縁が出来ればそれでいい・・つまらぬ事を言って夢を壊せば台無しになると、少しばかりいたずらをしてみた・・

この日もいつもの様に週刊誌を読んでると、今東京で若い女性に大流行り・これを飲むと気分がぶっ飛ぶようだと何やら面白おかしく書いてある、そういえば若い頃にバーテン仲間がその様なモノを飲んだことがあると言ってたような・・思い出した

暇つぶしに買って試してみようかと通販に注文してみた、酒と一緒に飲むとよく効くようだと書いてあったので・じゃ~何処かへ飲みに行ってそこで飲んでみようか・

天神エリアにある初めての店に入った、カウンターに座りビールと一緒に飲んでみたが別に何とも反応は感じない・まあこんなもんだろうと・もう一錠と追加のビールを飲んで店を出て、中州で飲み直そうと100メートル程歩いたことまでは記憶にある・

翌朝に起床すると、あれ~着の身着のままで寝たようだ・・部屋が散らかってる、、どうしたんだろう・こんな経験はしたことがない、昨夜は何をしたんだろうか・・あ~飲みに行って例の錠剤を飲んで店を出たが・・ここまでしか憶えていない・・

慌てて何か手掛かりはないかとスーツのポケットを探ると名刺が一枚出てきた、店名と女性の名前が書いてあるがまったく身に覚えがない、他の事も何も思い出せない・・

夜になってその店に行ってみると・・いらしゃいませ~・昨日はどうもありがとうございました・と妙に愛想がいい・話を聞けば・これ面白いからと私も勧められて錠剤を飲んだんだけど伝票を書き間違えたりで何が何だか判らなくて大変だったのよ・・

と言葉が返ってきた・・いや~それはどうも申し訳ない・ゴメン・と平誤り、早々と店を出て次は行きつけの店に行ってみると、、昨日は大丈夫だったの~すごく飲んでたみたい・・どうやらべろべろに酔った状態で深夜に来店したようだ・

それまではいくら飲んでもベロベロ酔いの経験は一度もなくそのような姿を見せたこともない・ましてや空白が3時間以上もある・何処へ行ったのやら全く想い出せない

これは恐いと恐怖心を感じた、こんなものは二度とやらないと即座に破棄した、これは今も市販されてるハイミナール系」の睡眠錠剤のようだ・好奇心もほどほどにしなきゃ~と反省をする・・

苦い経験もしたようだし、博多にきて一年近くになる・そろそろ大阪へ戻ろう・

./*日付を消す*/.date { display: none; }