goodlike-story

♪ いつでもどんな時でも《前に進む道しかない》

雑誌社を始める(42)

大阪へ戻って来たのはいいが仕事がない、さあ~何かやらなきゃ~と雑誌を広げて見ながら・雑誌か~この雑誌は全国版だが~そういえば関西をメインにした雑誌は無いようだ~みんな全国版なんだ~それなら関西をメインにした情報誌があってもイイかも・

そうだな~最初は月刊誌から初めて軌道に乗れば隔週とかにすれば・・雑誌出版って楽しめるかも知れない・・え~と雑誌名は関西の情報誌『HOT TIMES』はどうだろう・・ヨシ、これに決めたこれで新しい世界が見れるぞ~・・何らの知識もなく突発的な発想で行動を起こしてしまう・・

f:id:goodlike-ryusei:20220116115501j:plain

どうやら、あれもこれもやってみたいと思うのは子供の頃に日々縛られ自由な行動ができなかった反動なのだろうかと自覚をするが、思い立ったら行動だ~

まずオフィスを借りよう・会社を設立しよう雑誌関係の従業員募集の広告を出そう、ひと月もかからなかった、東心斎橋に事務所を構えて編集長は某業界誌を作った経験があるようだし、カメラマンはなんとレバノンまで行った戦場カメラマンの経験者だった、記事書きも今まで付き合ったことの無い文科系の人達になる。

営業とかも入れて8名が揃った、何もわからなかったが編集長が企画➜制作➜発行へと記事作りから書店へと一連の流れを知っているので彼を信頼すればいいか・・

編集長が気にしていたのは雑誌コードだった、これがないと販促の際に流通システムを利用できない・どうやら簡単には取得できないらしい・その代わりに一度取っておけば途中で廃業しても再度使用可能らしい、大阪の就職情報会社は取得に一年以上もかかったとか・・

ところがである、営業担当が申請登録に出向いて帰って来た時の表情はニコニコだった、なんと”一発OKだった”と大喜びではしゃいでいる、やったな~これで大丈夫だやれるとみんなで飲みに行った・・

おいらは印刷業者を探さなきゃ~3社の見積書の中から一社を選択したが、その時に編集長がポツリと言った、、印刷は最初は安く見積っておいてその後に値上げをする会社が多いので・と・そうなのか~業界システムって色々あるんだ~

f:id:goodlike-ryusei:20220116114552j:plain

さあ~記事作りだ~、丁度その頃にミスユニバースの日本大会が大阪であった、出向く前にカメラマンは36枚撮りのフイルムを4本もバッグに入れている、そんなにフイルムを使うのかな?~三人でフェスティバルホールに着くと腕章をもらってフリーパスで入場できた、この時においらも雑誌社の一員になったんだと自覚する・面白い・

やはり舞台は華やかなショーだ~超満員の中でカメラマンはシャッターを押し続けている、ワンショットを撮るのに何度も何度もシャッターを切っている、なるほどこれがプロカメラマンなのか、と見ながらおいらも真似て撮ることにしよう、ベスト場面を見計らって15枚程撮った・・

持ち帰ると早速に編集長は照明セットとレンズでフイルムを審査している、一枚の写真にこんなに時間をかけるんだ~そしてOKした三枚画像の中でおいらの一枚がメインになっていた・・解らんもんだな~

ものはついでだ・記事を書いてみようとその年の開催日に一度も休まず競馬場に通ってたアホな頃に、色んな人達を見た聞いた時の感想を書いてみた。

社内は印刷に回すまでの原稿チェックもありでてんやわんやの状態だったが、出来上がれば印刷屋➜出版社➜本屋さんや開業して数年しかたっていなかったコンビニへと送られて行く・・この頃のセブンイレブンは営業時間が朝7時から夜11までだった、店舗名もそこから付けられていた。

編集長は出稿も終えて安堵感に浸った表情を見せている・・ご苦労様でした・・ただ気がかりなことがあった・・印刷屋の値上げはあるのだろうか~今まで見てきた職種の中でそのような話は聞いた事は無いのだが・・              f:id:goodlike-ryusei:20220116121355j:plain               

./*日付を消す*/.date { display: none; }