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♪ 知りたい・見たい・聞きたい・やってみたい・こうなった!

ロサンジェルス(37)

相棒二人にアメリカ行きを伝えると返ってきた言葉は・英語はどうするんですかだった?ああ~そんなことは気にしなくてもいいんだ・人間同士は伝わるもんだよと・パスポートと国際免許の取得を頼んでおいた・・

それではスケジュールを検討しよう・何冊かの旅行雑誌を読みあさりながらアメリカの地図を広げてはにらめっこ・レンタカーは空港にあるのか・ホテルが問題だ~あった、ホリディインホテルはアメリカ各地にチェーンがあるんだ、チケットを買っておけば行く先々で予約をすればいいのか・

これは便利だし価格も安い、意外と簡単なんだ・部屋は勿論相部屋になる贅沢は出来ない、この時の1ドルは225円だった・決まったぞ~一週間後に行こう。

出発予定の2日前の夕刻だった、何かと便利だろうと黒門市場の傍に借りていたマンションに戻ると数人が集まり何やらざわついている、おばちゃんが一言、あんたここに住んでるんでしょ泥棒が入ったみたいよ、えっ~まさか・慌てて部屋に入ると机の引き出しが開いている、封筒に入れといた旅行費用の62万円が無い・・盗まれたんだ~

この泥棒は昭和のねずみ小僧と名称づけられていたようだ、前職はとび職人で手口は屋上から縄を降ろし上階から下へと順番に降りてはベランダ窓から侵入し漁ってゆく・被害届を出しても戻ることはないし、泣き寝入りしかないのかガックリ

さあ~出発だ~伊丹空港からロサンジェルスへ・心も踊る・フライト時間が長いので旅行誌を読む・何かあった時は笑いながら<サイトシーイング>と言えばイイんだと頭に入れて二人にも伝えておいた、眠ったり起きたりでやっと到着した・・

飛行機からゾロゾロを降りてゆく後を付いて行くと出入国審査で並んだ、パスポートを提出すると・やはり意味不明な英語がきた・笑いながらサイトシーイングを三度繰り返すとOKと言われた。

空港を出ると遠めにレンタカーの看板がいくつか見えたので雑誌に載っていた会社に行き・フォード マスタングを借りた・・じゃ~走ろうか・天気も気候もいいしご機嫌だ~

ラジオのスイッチを入れるとカントリーソングが流れてる・アメリカに来たんだと実感が沸いてきた・ラジオのダイヤルを回すとラジオ局がやたらと多い(アメリカのラジオ局は認可制で個人でも開局出来るようだ)さすがに自由の国だ。

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まずはロスの市街地へ行ってみよう、そこから南へ行こう、ロスの中心地に着いて繫華街を探すが・・ない・密集市街地がないのだ・・当然商店街もない・

上を見渡せば丘の上にそびえ立つ白文字看板「HOLLYWOOD」がある、遠目では小さく見えるが大きさはタテ14メートル、ヨコ110メートルもあるそうだ。

他に見るものはハリウッド・スターの手形がセメントタイルに刻印されてるモノと、もう一つは大好きなスティーヴン・スピルバーグ監督がレストランを出店してたので入店してみた、外見も中も潜水艦なのだが・そんなところで食事をしたいとは思わないし・当然お客さんも数えるしかいない、子供も一度行ったら飽きるような雰囲気だったので少しガッカリ・・とりあえず今日はロスのホリディインホテルで一泊しよう。

今日は南へ直行だ~~国境を越えたメキシコのティファナまでは200何kmほどしかない、高速道路ルート5を走るが高速道路といっても一般道を広くしてあるだけだった、土地が広いので日本みたいに高い所や山間部にクネクネと作る必要がないのだ。

走り出して気づく・道路沿いには店舗もなければ民家も滅多になく数十キロ毎にガソリンスタンドがポツリとあるだけ、右は海岸線が見え隠れしながら長々と続き左は荒野と草原と遠くに山があるだけで・ただ大きく広い・ガソリン代が安い40円前後だった。

150km過ぎた地点に民家がポツリポツリとあった、おじいちゃんが車のボンネットを開けて何かしてるようなので車から降りて見に行った、なんとエンジンの上部カバーを外しピストンを取り出して洗浄しているではないか。

笑いながら顔を見合わせると、おじいちゃんはオーバーホールをしてるんだという、こんな光景は日本では見たことがない・さすがに車社会なんだ・それは車好きとではなくいつも世話になってる車を可愛がってるという感じがした・笑いながらバイバイした。

200km近く走ると荒原から緑の森林へと風景が一変してきた、ロサンゼルスに次いで人口の多いサンディエゴだ・右はビーチで左は豊かな森に囲まれ・その中に街並みがあるようだ・なんと美しいところなんだろう・自然と人との融合は住むにふさわしい雰囲気のところだ・こんなところで生まれ育ったなら、おいらみたいな行き当たりばったりな生き方はしないんだろうな~

そこから30分も走ると国境だった、手前の広い駐車場に車を停め、出入国審査官にパスポートを見せると通してくれた、一歩踏み込めば道は土色になっている、雰囲気がまるで変わった、少し行ったところにバラック小屋を集合したような広い市場がある。

中に入ると人々で混雑していた、周囲は所狭しにゴチャゴチャと日常生活用品・衣類・食品・屋台と何でもありの格安市場なのでアメリカからも買い物に来るようだ、ガヤガヤと明るく活気にあふれスペイン語が飛び交う、やはりこんな場所は親しみを感じる。

あ~ガラス棚に拳銃が入っている、横にはライフル銃の引き金を鎖でつないで無造作に立てている、値段も9000円~位だ、民間人も買えるのか・危ないな~

ひと回りして帰ることにした、ドルはあるがペソを持ってないので手間がかかりそうだ

         ♪ さあ~それではのんびりと北上しよう・・

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