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♪ 知りたい・見たい・聞きたい・やってみたい・こうなった!

フリーライフ(25)

  1970年・大阪万博博覧会が開催された、先端技術・未来型都市空間・パビリオン・岡本太郎創作太陽の塔・三波春夫の万博音頭と華やかに賑やかにオープンした、

さっそく行ってみた、広い駐車場はすでに満車状態で入口から人人の密集で溢れかえっている、こんな人混みは初めて見る・・アポロ宇宙船が持ち返った実物の「月の石」をひと目見ようと長蛇の列になっている、『ここに来た以上は並んで見るしかない』それでも90分程でアメリカ館に入れた、中では歩ける状態にではなく群衆に押されて自然に体が動いている、

あーあれだ、柵に囲まれた中央の台上にカプセルが置いてある、その中に5cm位のちっぽけな石があった・これなら海の岩の石を割ったものと何ら変わりないのではと思いつつ・・なにかすごいものを見た気分になれるのは・・人混みのせいかも知れない・・群衆と一体となって観ては少しづつその場から遠ざかって行く、気が付けば汗だくになっている・・やっと出れた、、こりゃ~疲れるわ~

次は暇そうな時期を見計らって行こうと・・平日の昼前に行くと案の定と言うか人出が少ない、これならのんびりと各館内を見学出来る月の石も並ぶことなく目先で見れた、その後も4度遊びに行ったが人出の多い時と少ない時の違いが大きい、人出が少ない時はなぜか面白くないような・・人出が多い時の方が気持ちを掻き立てられて、おもしろいものだな~・・と感じた・

近年の調査結果では、あの月の石は地球から月に飛んで行った隕石(いんせき)だった?・・米航空宇宙局(NASA)で判明したとか・・

この時代は高度成長の中にあり新聞を広げれば求人広告は二面ほども掲載されている、どこも人手不足で仕事に不自由をしないそんな時代だった。

夜の街も盛況だった、南の街に三軒のサパークラブがあった、ポピューラーな笠・大人の雰囲気の淀・マニアックな青い城といづれも生バンドの演奏で踊れる、食べ物もレストランよりも高級感のある創作で今風の飾りつけをしてある、これらの店は深夜の方が忙しい・・ホステス連れのお客さん達で盛況になる・・笠ではよく踊って遊んだ・・

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そんな中で変わったスナックがあると耳にしたので行って見ることに・・入口で靴を脱ぎ靴箱に入れて、レジーで¥1500の先払いだった、足を踏み入れると通路は狭く真っ暗闇になっている、足元はグラつき動いたりもする・黒い天井や側面から人の手なのか、お化けが出てきたり・前々に動いてると四角に閉じ込められた所に入る・出口が解らない、左横半面を押すと出れた。

中の左側は一段高く段差のあって板とカーテンで個々に囲ったBOX席が3つ、右側は低めのカウンターがあった・・奥に進むと円形で少し広めの場所あり、座る時は段差で座りやすい、なんとなく囲炉裏の様な感じでくつろげる・・なるほど、ここは知り合って間もない女性を連れて来るには最適かも・・

家に要るようで皆と会話がしやすい、こんな店もあるんだ、ここも深夜になるとホステスさんで賑わうとか・・後に知ったのは店の天井に絵が描いてありその絵は女性のある部分だとか、だが大きく描いてあるので言われなきゃ誰も気づかない・・

何しろ夜は暇だしよく飲み歩いてはしご酒をする・・少々飲んでもあなたは飲んでも変わらないのね~・とは良く言われる・・小さなスナックでは小瓶のビールがなくなり隣の店に借りに行く事もよくある、そんな日々も続くと飽きてくる・・

時間があれば雑誌を読みあさる、記事中にクルーザーの写真が載っていた・カッコイイ・これはお金持ちの遊びなんだろうな~いくらするんだろ、1200~2000万円もするんだ、こりゃ手が出ない、だがよく調べると価格の半分は贅沢税だとかになる、えっつすると実際は半額なんだ、読み続けるとヨットの手作りキットの広告があった、21フイートのヨットが200万円もあれば完成する、これならその都度に材料を買い増せばいいじゃん、イケるかももと友人にヨット造りを手伝ってくれないかと頼んだが興味がなく出来ないと断れる。

じゃー諦めよう・・これはやらなくて良かった、材料の中にアスベストが多量に含まれている、あの狭い船室の中でアスベストを貼れば肺疾患になっていただろうと・・助かった・・

やることも無くなったので働きにでも行こうか~・求人広告にラウンジのウエイターがあったのでなんとなく行くことにした、店は7人のホステスとカウンターに男性二人、ふた月ほど経った頃にお客さんがホステスに・こんなものがあるんだと・アメリカのポルノ雑誌を開いて見せた、、

ウワースゴイ・・ホステスの黄色い声に思わずチラっと覗くとA4一面に女性のヌード写真が掲載されいる、こんなデカイ写真は見たことない・・その時に脳裏をかすめたのはボート場の帰りにおじさんが売っていた写真だった。

・ん・これは面白そうだ、作ってみようか・・その月末に退店願いを出して辞めた。

カメラを持っていない、ならば一番しっかり者の同級生、五郎ちゃんに借りよう、気のいい彼は二つ返事で貸してくれた・・次はモデル探しだ、踊れる洋酒喫茶でゲットしようか・・土曜日のお客さんが多い時に探しに行った、お酒を飲んで誘えば失敗するかもと思いジンジャーエールを注文し踊り場で物色してると目についた女性がいた・・

・声をかける・カウンターに誘いグラスを動かしながら飲んでもらい、今から付き合ってと誘い車中で話をする・

写真のモデルがいなくて困ってるんだ、顔は写さないからと頼みこんで無事モーテルで撮影を済ませることができた、顔は手や髪の毛で隠れるように撮影したので本人とは判明できない・上出来だ~・

しかしながらカメラのレンズを通して見る姿体は通常で見るのとは異なったモノを感じる・・ふ~ん・・ヌードカメラマンの心情とはこんなんなんだ~

撮影後に知ったことは、なんと彼女は誰もが知る一部上場企業・商社の社員だった・・

次は印刷屋さんだが、どうしょう~探さなきゃ~

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